「保育士の転職、いつがいいの?」
「年度途中に辞めるのはあり?」
そう悩むあなたへ、元保育士が保育士の転職時期について、後悔しないためのタイミングとスケジュールをわかりやすく解説します。
保育士の転職は、キャリアアップや待遇改善、ワークライフバランスの実現など、さまざまな理由があるでしょう。
このブログ記事を読めば、
- 自分に合った転職時期を見つけられる
- スムーズな転職活動を進められる
- 後悔しない転職を実現できる
ようになります。
ぜひ最後まで読んで、あなたにとって最適な転職を成功させてくださいね。
保育士のベストな転職時期
保育士の転職に最適な時期は、新年度が始まる4月です。
4月入職がオススメな理由
4月入職がオススメな理由は、以下のとおりです。
- 新年度とタイミングが合う
- 新しい環境で新たなスタートを切りやすい
- 子どもたちも新しいクラスや先生に慣れやすい
- 年度始めのバタバタを経験できる
- 4月入職の求人が多い
- 新年度に合わせて多くの保育園が一斉に採用活動を行う
- 希望に合った条件の優良な求人を見つけやすい
- 引き継ぎがしやすい
- 年度末は人事異動やクラス替えなどがあり、引き継ぎがしやすい
- 円満退社しやすい
保育士は、年度末となる3月末での退職者が多いため、上の表からわかるように4月入職に合わせて12~2月に求人数が増えます。
そのため、4月入職に合わせた転職活動が良い求人に出会える最適なタイミングなのです。
転職活動を始める時期
4月入職を目指す場合、前年の夏頃から情報収集を始めるのがオススメです。
具体的なスケジュール
- 6月~8月: 情報収集、自己分析
- 9月~11月: 退職の意思表明、履歴書・職務経歴書の準備
- 12月~2月:本格的な転職活動、面接
- 3月: 退職、引き継ぎ
- 4月: 新しい保育園への入職
できれば、前年の夏以前でも、転職の意向がある時には時々求人をチェックしておくと良いでしょう。
理由は、日頃からチェックしておくことで、求人が常に出ているところやねらい目の求人の、見分けがつきやすくなるからです。
また、本格的な転職活動の時期となる12~2月は、本業でも行事や業務が増える時期なので、早めに履歴書や職務経歴書の準備をしておきましょう。
年度途中の退職はあり?
「年度途中だけど、できるだけ早く辞めたい…。」
と悩んでいる保育士さんもいるかもしれませんね。
その悩みに対する結論は、年度途中での転職も可能です。
ただし、園の他の職員、子どもたちや保護者に負担をかけてしまう可能性があります。
とはいえ、年度途中でも辞めたいと思うのには、身体的、精神的、家庭の事情などさまざまな理由があるでしょう。
そのような問題を抱えた状況の中で、たとえ無理をして仕事をつづけたとしても、誰もあなたの人生の代償を払ってくれるわけではありません。
年度途中であっても早めに伝えることで、園は代わりの人を採用できます。
辞める際には、「理由を詳しく話した方が、保護者にも納得してもらえるかも?」と思う方もいるかもしれませんね。
しかし、辞める理由について、保護者や子どもたちには「一身上の都合」「おうちの事情」など一般的な説明にとどめておいた方が無難です。(実際に、長男の担任が年度途中に家庭の事情で辞める際、詳しく経緯をお話してくださった先生がいました。しかし、正直なところ、「話してくれない方が良かった…」と感じた経験があります。)
「沈黙は金」ということわざもあります。年度途中の退職は「辞めるほどの事情があったんだな…」と保護者は捉えるため、あえて詳しく話さなくても大丈夫です。
転職活動のポイント【6つ】
転職活動を失敗しないためのポイント【6つ】は、以下のとおりです。
- 退職の意思表明は早めに行う
- 自分の希望条件を明確にする
- 勤務時間、給与、職種、勤務地など
- 情報収集をしっかり行う
- ハローワーク、転職エージェント、求人サイトなどを活用
- 自己分析をしっかりと行う
- 自分の強みや弱み、経験を整理
- 職務経歴書や履歴書を丁寧に作成する
- 面接対策をしっかり行う
転職活動は、時間と労力が必要です。
後悔しない転職のためには、妥協せずに焦らずじっくりと時間をかけて、自分に合った職場を見つけてください。
まとめ
保育士の転職は、4月入職を目指して計画的に進めるのがオススメです。
早めに行動することで、希望に合った条件の求人を見つけやすくなり、円満退社も実現しやすくなります。
ただし、事情がある場合、年度途中の退職もできないわけではありません。
転職活動は、孤独を感じやすいものです。
周囲の人に相談したり、情報収集を積極的に行ったりして、上手に乗り越えていきましょう。