保育士の給与水準低迷が続く中、副業を検討する人が増えています。
特に、夜勤の副業は、日中の保育士の仕事に支障をきたしにくく、収入アップに効果的と考える人もいるかもしれませんね。
とはいえ、
保育士は給料が安いから、副業でこっそり夜にキャバクラ嬢をやろうかな。
というのは、ちょっと待って!!
結論として、保育士がキャバクラなどの夜の仕事、水商売を行うことは、倫理的に問題視される場合があるのでオススメしません。
今回の記事では、保育士が“夜の仕事(水商売)”をすることの問題点を解説します。
また、合わせて夜の仕事(水商売)ではない、夜勤が可能な副業を紹介!
この記事を読めば、バレたら解雇の危険な夜職ではない、安全な夜職がわかります。
保育士という本業に影響しない、安全な夜勤の副業を選択しましょう。
保育士が副業で夜の仕事を行うことの問題点【3選】
就労規定で副業が可能な場合でも、保育士がいわゆる“夜の仕事”をすることは許されない場合が多いです。
理由としては、保育士は子どもの健全育成を担う重要な役割を担っており、その職責と夜の仕事や性的な仕事は相いれないと考えられるためでしょう。
実際に、2024年2月には性風俗店で副業をしていた保育士が懲戒処分されたというニュースもありました。
保育士が、夜の仕事をすることの問題については、主に以下の3つにまとめられます。
- 子どもへの悪影響
- 保育士の信頼低下
- 勤務状態の悪化
子どもへの悪影響
- キャバクラなどで働く保育士が、わいせつ行為などの犯罪に巻き込まれる可能性。
- 子どもや保護者が、保育士が夜の仕事をしていることを知った場合、不安や不信感を抱く可能性。
保育士の信頼低下
- 保育士が夜の仕事をしていることが知られた場合、保護者や地域住民からの信頼が低下する可能性。
- 保育士の倫理観や責任感が問われることになり、最悪の場合、職を失う可能性。
勤務状態の悪化
- キャバクラなどの夜の仕事は、飲酒や喫煙の場面が多く、体調を悪化させる可能性。
- 保育士の体力や精神を消耗させ、日中の保育の質に悪影響を及ぼす可能性。
以上の理由から、保育士が夜の仕事を副業とすることは、避けた方がベストです。
保育士におすすめの夜勤副業5選
とはいえ、夜の勤務は時給が上がるなど魅力的な部分も多いもの。
そこで、保育士にオススメの夜勤の副業5選を紹介します。
- 飲食店
- 清掃スタッフ
- 工場スタッフ
- ベビーシッター
- 家事代行
飲食店
ファストフード店やファミレスなど、夜間に営業している飲食店は、人手不足に悩んでいることが多いです。接客経験がなくても、短時間で比較的簡単に働くことができます。
清掃スタッフ
夜勤の清掃スタッフは、短時間で働きやすい仕事です。昼間は保育士として話す仕事をしているからこそ、モクモク作業をしたい人に向いているでしょう。
工場スタッフ
夜間も稼働している工場での仕事です。勤務先の人以外と接する機会がないことがほとんどなので、関係者に知られる可能性が少ないでしょう。
ベビーシッター
夜間に子どもの面倒を見るベビーシッターの仕事は、保育士の経験を活かせる副業です。自分の都合に合わせて、仕事が入れられます。
家事代行
夜間に家事代行の仕事をするのもオススメです。掃除や洗濯、料理などを代行します。
今回は、夜勤にオススメの仕事を紹介しました。その他の副業に興味のある方は
他の記事も参考にしてみてくださいね。
また、保育士でも夜勤がある園では夜勤手当てがつく分、通常の保育園勤務より給与が多くなるでしょう。今の園で、給与への不満がある場合には、転職も検討してみるのがオススメです。
保育士の夜勤副業を成功させるための5つのコツ
日中の保育と夜間の副業を両立させるのは簡単ではありません。
しかし、以下の5つのコツを意識することで、充実した副業生活を実現することができます。
- 本業との両立を第一に考える
- 体調管理を徹底する
- 周囲の理解を得る
- 法令遵守を意識する
- 自分に合った副業を見つける
本業との両立を第一に考える
夜勤副業は、日中の保育の質を低下させてはいけません。
無理のない範囲で勤務時間を調整し、十分な睡眠と休息を取るようにしましょう。
体調管理に気を配り、心身ともに健康的な状態を維持することが重要です。
体調管理を徹底する
夜勤は日勤とは異なり、生活リズムが大きく乱れがちです。
規則正しい生活習慣を心がけ、適度な運動を取り入れることで、体力的な負担を軽減できます。
また、栄養バランスのとれた食事を心がけ、体調管理に気を配りましょう。
周囲の理解を得る
家族や友人、職場の上司などに副業をしていることを伝え、理解と協力を得ることが大切です。
周囲のサポートを得ることで、無理なく副業を続けることができます。
また、副業による収入をどのように活用するのか、具体的な計画を立てておくことも重要です。
法令遵守を意識する
副業をする際には、労働基準法や税法などの法令を遵守する必要があります。
勤務時間や休憩時間、報酬などの条件を事前に確認し、違法な労働にならないよう注意しましょう。
また、副業による収入は申告納税する義務があります。
自分に合った副業を見つける
興味やスキル、ライフスタイルに合った副業を選ぶことが大切です。無理に多くの副業を掛け持つよりも、1つの副業に集中して取り組む方が、成功しやすい傾向があります。時間管理や体力管理にも気を配りながら、自分に合ったペースで副業に取り組みましょう。
これら5つのコツを意識することで、保育士の夜勤副業を成功させ、収入アップとスキルアップを実現できます。
自分に合った副業を見つけて、充実した副業生活を送りましょう。
まとめ
今回の記事では、保育士の副業として“夜の仕事”を避けた方が良い理由を解説しました。
- 保育士が“夜の仕事”を避けるべき理由
- 保育士は、子どもの健全育成を担う重要な役割を担っており、その職責と“夜の仕事”は倫理的に相容れないと考えられているため。そのため、知られれば解雇される恐れがあります。
また、保育士の副業にオススメの副業5つを紹介しました。
- 飲食店
- 清掃スタッフ
- 工場スタッフ
- ベビーシッター
- 家事代行
保育士の夜勤副業は、収入アップに効果的な手段でが、本業に影響の出ない仕事を選ぶことがオススメです。
自分に合った副業を見つけて、上手に取り組んでいきましょう。